移動貯蔵タンク定期点検装置
NZ84 タンクインスペクタⅡは、タンクローリなどの移動貯蔵タンクの漏れ点検を行う装置です。
タンクローリの漏れ検査は、5年に1回以上実施するよう法令で定められています。（消防法第14条の3の2）。試験方法は、消防法危第33号（平成16年3月18日付）”移動貯蔵タンクに係る漏れの点検実施要領”に基づいた試験方法の中で、ガス加圧法で行います。
ホストコンピュータの画面プログラムに沿って操作し、提出書類の作成（A4サイズ）まで行えます。
単車輛複槽数及び複数車輛の同時点検が可能です。
・同一トランク形状で、5槽用、8槽用、9槽用を品揃えしました。
一体構造により、ホース等の接続箇所が減り設置・準備が容易。
トータルで小型、軽量となり据付けスペースの減少、移動が容易。
・従来品NZ80のセンサ部・加圧ホース・信号ケーブルは互換性があり使用できます。
使用品の老朽化状況に合わせ、部分更新が可能です。
・検査プログラムは、従来通りの操作性を引継いだ上で改善を図りました。
計測の応答性の向上、予備試験判定の改善により時間短縮を実現。
・構成機器の見直しにより信頼性、保守性を高めました。
| 項目 | 仕様内容 | 備考 |
| パソコン・プリンタ部 | ホストコンピュータ：Windows7、Windows10 プリンタ：A4サイズ、カラープリンタ |
コンピュータ、プリンタは、条件が合えば、既存品を使用することも可能 |
| 計測モニタ部 （本体） |
タンクインスペクタⅡ |
1～9槽用 複数同時車輌対応 |
| 通信方式 | USB～RS-485変換 |
ホストコンピュータと計測モニタ部を接続 |
| 供給圧力 | 1 MPa以下 | |
| 元圧 | (1次減圧）：設定範囲 0～ 1MPa | |
| タンク供給圧 | (2次減圧）：設定範囲 0～0.1MPa | |
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センサ入力 |
4～20mADC：3点/槽 |
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| 大気圧センサ | 0～100kPa abs. | |
| 供給電源 | 100VAC ±10% (50／60Hz）、 250VA以下 | |
| 使用温度範囲 | -10～50℃ | |
| 使用湿度範囲 | 10～90%RH （結露しないこと） | |
| 外形寸法 | 570（W）×290（H）×450（D）ｍｍ | |
| 質 量 | 約24kg（5槽用）、約26kg（8槽用）、約27kg（9槽用） | |
| 付属品 | 電源ケ-ブル（5m）、元圧ホース（5m） 通信変換器（中継ケーブル付）、センサ締付工具 |
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| センサ部 | 圧力1点、温度2点（上部温度、下部温度） | 2線式 4～20mADC |
| 圧力センサ | レンジ：0～25kPa | |
| 温度センサ | レンジ：-10～50℃ | Pt100Ω JIS A級 |
| アタッチメント | ネジ：G2BとG2 1/2B、材質：SUS304 | |
| 付属品 | 加圧ホース（14m）、信号ケーブル（14m） |
オプション：センサーケース（2個収納） |
